夏と冬の日記

日記とか諸々の毒吐き。

病か薬か

恋は病とはよく言う。

誰が言い始めたのかは知らないが本当にその通りだと、恋をした時に知る事ができる。

恋は恐ろしい。

 

ずっと好きな人が欲しかった。恋バナを聞く側の人間でいた。2回好きな人ができたりもしたけど、単なる興味に近かったのかも。大学生になって余計に難しさは加速した。

 

そして今に至ったりする。

よく好きな人欲しい、、と言っていたのでいざ出来たら、周りに「私全然好きな人できなくて、、どうやったらできる?」と相談される頻度が増えた。

ずっと私もそう思っていた。同じような人が何億もいる中で1人の好きな人を見つけるなんて無理だろうと。そもそも人間より熊とかヘラジカとかの方が好きだし…とか思っていた。

 

ただ唐突に病にかかっていたことに気づく事がある。

DMやLINEの通知だけで、一瞬息が止まってしまったり、その返信に無駄に時間かけて悩んだり。

人を誘う事ができない自分が自らご飯に誘ってみたり。そんな慣れないことして失敗したり。

その人が心を占める割合が増えただけで、ここ数ヶ月ずっと病み期など縁遠い物だったし、何故か体調も良くなるし、通っていた精神科医に褒められるし。

その人に関する少しのことで一喜一憂するものの、前みたいに辛く苦しくなる事はない。

病ではなく、薬である。そう言いたい。

 

好きなところは、ご飯を一緒に食べると美味しく感じるところ。本当に仲良くなった人じゃないと、緊張で味がしなくなるはずの私が。なんだか初めて一緒に食べた時から美味しく感じた。