夏と冬の日記

日記とか諸々の毒吐き。

パンタグラフ

パンタグラフを見るとブラザーズ・クエイの作品を思い出す。

更にそれと同時に陽の当たる明るい場所にいる自分に違和感を覚える。

 

映画が好きな人と話す機会があるとよくされる質問が(特に年配の方に多いが)最も好きな作品は?だったりあなたを表す作品は?だったりする。

後者は洒落た言い方を狙ってくる感じが妙にくすぐったくて好き。

 

毎度異なる作品を幾つか挙げるのだが大抵ブラザーズ・クエイの人口の夜景か、もしくはギルガメッシュあたりを必ず入れる。

よく知られたもので尚且つ自分の核に必要なものであることが大事である。

 

他の好きな映画達は何度も観たいしできるだけ自分の近くにいてほしいし、生活に反映したい。一方、クエイの作品は好きで堪らないものの、できるだけ自分から離れていてほしい。あれらを観ているときの感情は自分の中の嫌いな部分が露呈している時のそれととてもよく似ている。

 

言語が無い分観ている自分の思考が止まらなくなる。映画と自分の境目が曖昧になり、いつのまにか侵襲されている。

嘔吐しそうになる。思考で酔い、熱っぽくなったままソファで眠る。起きたら全部なんとかなっていたらいい。

 

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鰹節

小さい頃の思い出。

 

母が作った焼きうどんに鰹節を振りかける。

兄と私は食い入るようにそれを見る。

鰹節が焼きうどんの上でゆらゆらと揺れる。

母は毎度の如く「ほら鰹節が踊ってるよ!」と私たちに楽しそうに言って、私と兄は食卓の椅子の上で立って鰹節と一緒に踊った。

 

まだ3、4歳だった私は本当に鰹節が生きていて踊っているんだと思っていた。

年長くらいになればそうではないことはわかっていた。ただその時間がひたすらに好きで大切で、水蒸気に動かされているだけの鰹節を踊っているものと思い込んでいるフリをした。

4歳年上の兄はきっともっとずっと前からそんなこと知っていて、でも言わずにいたのだ。

 

兄も同じ気持ちだったのかもしれない。

4年間消えない

トラウマを1つ書かせて欲しい。

 

一人暮らしが始まってすぐの頃、実家から遠く離れたこの場所で、家族も友達もいない状態。

それはそれは開放的であったが、どんなに1人が好きでも、やはり人間は人間と関わりが無いと寂しくなるものだ。

そんな中友達ができた。物理的にも心理的にも最初から距離感が近いことに少しの違和感を覚え。

ある日一緒にリモート勉強しようと言われた。数回した。あまり好きではなかったが友達の少ない自分にとっては数少ない友達。むげにできなかった。

ラインもこっちからすることは無かったが、向こうからはよく来た。全て返信していた。電話もよくかかってきた。電話も嫌いだが出るようにしていた。

コミュニケーション能力が高い人なんだと思っていた。この人と仲良くすれば自分も友達が増えるかもしれないと思った。

ある日家に呼ばれた。勉強を一緒にしたいという理由だった。

前日の電話で明日に予定がないことを言っていた為、断ることができなかったし、その時すでに私は相手を信用していたと思う。

 

家に上がった。最初は離れて座っていたのに距離をどんどん詰めてきた。さりげなく離れるとさらに詰めてくる。

お手洗いを借りるふりをして一回立って、少し離れた場所に座ったが隣に座り直してきた。

相手が女性関係の話をしてきた。それはそれは気持ちの悪い話だった。嫌悪感を隠し、必死に話を逸らした。

相手はそれでも気持ちの悪い話を止めなかった。

突然肩を回してきた。右手で払おうとしたらそのまま腕を掴まれ体を触られた。パニックになってなぜか「やめて」と言うのと同時に笑いが出た。多分それがよく無かった。冗談だと思われたんだと思う。

逃げようとしても力の差がありすぎた。抵抗しても離れることがなかなか出来なかった。

なんとか抜け出して帰った。泣きながら走って帰って、家に着いた瞬間玄関に入るや否や嘔吐した。

涙で歪んで見える視界に靴と吐瀉物。匂い。震え。今でも鮮明に覚えてる。

そのまま深夜になるまで玄関に座っていた。泣くわけでもなく、ただ考えていた。

吐いた直後の私の頭は気持ちの悪さと殺意でいっぱいだった。次に殺意のみになった。

この後が不思議なことに、消えたいという考えが出てきた。それがどんどん大きく膨らみ、あれほどであった殺意を超え、私の脳を支配した。家のどこも電気をつけず、暗闇の中お風呂に入って湯船の中で死にたいと死にたくないを繰り返し言った。

気絶するように眠って起きた時だった。

右腕に痛みが。そこには前日掴まれた跡があざになって残っていた。

こんな強い力で掴まれたのか。前日の自分が必死に抵抗した証拠のように思えた。

翌日にもなると驚くほど冷静で、無感情でそのあざの写真を撮った。

今でもその写真は残している。

そして今でも時々まだあの時の出来事を思い出す。身体中が震えて心臓が痛くなって目の前が白くなる。吐いて泣いたら少しマシになって、酒に浸って過食する。

そして今でも時々相手を殺してしまいたいと思う。社会的に殺そうかとか物騒なこと考えて落ち着こうとする。

相手がなんとも思ってないのにも腹が立つ。そしてあいつと仲良くしている人間を見ても腹が立つ。完全に理不尽だね。わかってる。黙れ。私と同じ体験をしろ。いや誰もしないで欲しい。切実に。こんな思いをする人間はもう増えないでほしい。

 

世界中の人間の中で唯一嫌い。お前は最後に私に謝罪し、二度と視界に入るな。去勢しろボケ。

 

ああああもう嫌だ。早く帰ってきて。帰ってきて大丈夫って言って。一緒に映画見て。お願い早く帰ってきて。

こっそり

12/29 0:26

いつもの考えすぎる癖でまた自分を追い込んでいる。

厄介なことにここ3日間浸っていたクリスマスのあたたかい思い出ですら太刀打ちできないほどの不安が襲う。

寧ろその記憶を悲しい記憶として保管してしまいそうなほど思考が後ろに引っ張られている。

 

相手の気持ちがわからないことがこんなにも怖い。また、自分のことを棚に上げて、進展させない相手に不安を覚える。

思っていることを伝えて嫌われるのが怖い。

 

時間が経つほど自分は相手に相応しくないというか、時間を奪ってしまうだけなんじゃないかとまた自分を落とす言い方をしてしまう。

どう思っていますか。って誰かがこっそり聞いてくれればいいのに。

 

根拠無い大丈夫

皆さん元気ですか。私は9月にコロナにかかって楽しみにしていた旅行キャンセルしたぶりの病み期です。が、体はまあまあ元気です。

 

なんだか今日の授業中、久しぶりにこの場から逃げてしまいたいという衝動に襲われました。

私を病ませる人間は今この世に2人しかいないというのに、その2人がどうも活動的で困ります。

人間も水槽に入ったグッピーたちと同じなのだと、そう思わざるを得ません。

 

鬱に入る瞬間のあの感覚何度体感しても慣れない。きっかけは毎度小さな物だけど。それまでの蓄積とその最後の一滴でどっと溢れて駄目になる。

吸った息が肺で棘になって息をしたくなくなる。手が震えているのが霞んだ目で見てもわかる。幻聴が聞こえだす。最早聞き慣れた声。幻聴だとわかっているのに苦しくなってそれしか聞こえなくなって涙が出てくる。ここにいたくない。耳を塞いでどこか遠くまで逃げたい。

ヘッドホンを探そうとする手を自分自身で握って抑える。

 

いつか平気になる時が来るよ。わかってる。でも今が苦しいから今を辞めたい。今から逃げるには消えるしかないと考えてしまう。

今日もその場所には1人じゃなかったんだけど私の中は1人で、どう言ったらいいかわからないけど、周りに人がいるから逃げたいはずなのに何も無いところに一人ぼっちみたいな感覚もあって。

でもこの前にこの発作が起きた時、閉じた私の中に無理やり入って一緒にいてくれた人がいて、その時の温度や、匂いや声が多分これから少しの間私を守ってくれる気がしている。

 

根拠のない大丈夫を持っていたいなと思う。

サンタクロースが死んだ朝に

今日は朝早く起きてタスクをこなすいつも通りの日のはずだった。

昼12時頃、惰性で見ていたスマホに訃報の通知。

チバユウスケさんが死去」目を疑う余地もないほど見慣れた名前だ。

また音楽で私の命を支えてくれた人がいなくなった。

 

もう今後あの人の歌を、新曲を聴くことができないと思うとしんどくて涙が出た。

チバユウスケの曲が声が好きだった。あの特有の歌詞も。

インタビューや音楽業界の人が語る彼の人柄も堪らなく好きだった。

どの話でもひたすら格好良くて人間として可愛くて。特に酒タバコが絡む話は毎回面白くて大好きだった。

 

よく同じ年代で生まれていなくて良かったと思った。

同じ年代に生まれてあんな人間を見たら確実に人生を棒に振っていた。本気で結婚しようとする痛ファンになっていたと思う笑笑

30以上も年が離れていても結婚してえええって思ってるけど。

 

好きな人のタイプは?って聞かれた時にチバユウスケって即答してたのに。90%くらいの確率で千葉雄大と間違えられて、「可愛い系が好きなんだね」みたいな怠いこと言われてたのに。あああああーーーーーーー。これからどうしようねーーーー。

全人類t.A.T.u.事件時の演奏とか見てね、バカみたいにかっこいいから。ミッシェルのラストライブも。ああ、本当に。

 

きっと冬の星になったんだ。シャロンみたいに。

 

まじで愛しています。

自分が駄目だった時にあなたを知っていて良かった。

 

御冥福をお祈りいたします。

普通

この世の中は普通にしてたら長生きできる人間用に作られている。

就職のために6年間大学に通う訳だが、何年働けるだろうか。なんなら来月の私は生きてるのかな。何のためにこんなことしてるんだろうって思う事が健康な人にもあるのかな。

 

しかも人って身体が中途半端に弱い人への当たりが凄く厳しい。大学入って気づいた。

わかりやすく病気を持ってる人にはとことん優しく!平等に!みんな同じ人間だ!支援を!みたいなスタンスなのに、見た目が健康ってだけで中身はボロボロの体で頑張ってる人間には甘えるなって平気で言ってくる。

もっと病人らしくすればいいですか?手術痕見せながら歩けばいいですか?3冊目になった薬手帳も、今まで貰った数えきれない診断書も首から提げて歩こうか。

 

まあ実際は甘えてるんですけどね。

 

早く人間じゃない生き物になりたいな。