夏と冬の日記

日記とか諸々の毒吐き。

変化

精神科の受付にあったSTOP自殺のポスター。

健康な奴が簡単に言うなよって、少しイライラした。

ここ1ヶ月が激動で人を休みたくなった。予定が詰まってたわけじゃ無いけど、心の変化が激しかった。

お盆には実家に帰って幼馴染達のお墓参りへ。

病院で幼少期の半分を過ごした為、幼馴染数人は私より一足先にお墓の中へ。

家族の中で1人だけ仏教徒じゃないから作法はわからんけど気持ちがあるならいいかと、精一杯綺麗にして花を渡した。

もうずっと前に別れてしまったから顔も声も、話した内容もよく覚えてないけど。

 

鹿児島に戻ったすぐ後、高校の友達が旅行に来てくれた。なんかの話題の時に、私根暗だからなーと言ったら皆が「学年で1番明るかっただろ、嘘つくな!」って笑ってきた。

あーそうだったなって思い出した。

大学入って私に何があったか知ってる子だけは少し寂しそうな顔をしていた。

 

4人が地元に帰る前にコロナにかかった。これで4回目だ。前3回中2回は入院して馬鹿みたいに時間を潰されたから、今回は初めて行く病院へ。

免疫が作れない体だということや、ワクチンが打てない事、薬もアレルギーが大量にある事、色々説明しなきゃで、ただの検査に2時間かかった訳だが、入院は回避できた。

その後行く予定だった旅行をキャンセルし、航空会社等に電話。金はいくらか飛んでったけど、もうこんなの毎年の事だ。

 

小学校の卒業式は手術の前日だったから10分しか参加出来なかったし、高校の修学旅行は入院と被ってたから先払いしたお金だけが飛んでいった。

幸い、両親も私自身も底抜けに明るかったので笑い話にして終わった。

 

 

脱皮

2日前、7月10日月曜日。

恵比寿LIQUIDROOMにて行われたCRYAMY「脱皮」。

アメリカ渡米前最後の全曲新曲によるライブだった。

ここでは私情ばっか書くから音楽垢の方に載せずこっちのアカウントに。

 

ライブに行く数日前、冗談混じりに「自分に呪いをかけに行くから10日も11日も学校休む」なんて友達に話した。割と真実。

核が揺らぎがちな自分が死なない為に定期的に呪いをかけなきゃならない。生きる目的とまではいかないけど、死なない理由を無理矢理作るためにライブに行く。強として狂な理由で。

今回は、1年後日比谷野音が決定したことが発表された。ほら。1年何としても生きなきゃいけなくなった。呪いちゃんとかけてもらえた。

 

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そもそもライブ会場が少し苦手だったりする。ライブ自体は好きなんだけど。

人が多い所が嫌い。密度が高ければ高いほど。賑やかな場所にずっといるのが苦手。知らない人がそばにいるのが怖い。

あの場所に行きたくないって気持ちと、好きなバンドを生で聞きたいって気持ちを天秤にかけて、後者が勝った時しか基本は行かない。

これは1人の時に限る。好きな人とならなんだって行く。友達に誘われたりしたならどうせめちゃくちゃ楽しいだろうから。

 

話を戻して今回のライブなんだけど、前述したように全曲新曲だった。会場に入ると歌詞が書かれた紙が渡された。ライブが始まる前の1時間で読んだ。変な納得、疑問、高揚、色んな感情で演奏が始まった。

ライブの感想は書けば書くほど伝わらなそうだから、伝える意味も無さそうだから書かないでおく。自分に対して無粋なことしたくない。

ただ事実として心臓は煩くなって、涙が出た、かもね。

 

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こっからは完全に余談。

ライブ後、多幸感と共に外に出る人混みに埋もれていると、後ろのカップルが割と大きめの声で感想を言い合ってた。

彼女の方が「新曲なんかなあー。変わっちゃったね。今までが好きだったかも。」と言った。

性格が歪んだ私は間髪入れずに(んじゃあお前もその若さ一生保てって言われたらできんのけ?)って思ってしまったけど彼氏の方はそんなこと無かった。

彼氏の返答は当たり前だが彼女寄りのもので「外受け狙ってんじゃない?」だった。

CRYAMYがどう思ってんのか知らないけど、それと関係なく、私この人たちと仲良く出来ないなって思った。向こうの方が100倍そう思ってる。てかそもそもこんな卑屈人間眼中に入りすらしない。よかったよかった。

カップルでライブ行ったらこんな品評会みたいなテンションで見なきゃいけないのだろうか。そんなのになるくらいなら独り身謳歌しよ。

 

ここまで読んだやつ気が触れてるよ。疲れてんだよ。ちゃんと寝なね。

ありがとうね。

 

 

 

お守り

今となっては自分でも信じられないくらい、物凄く死にたい一年があった。

あの時期は毎日ろくに眠れなくて、深夜に外に飛び出しては朝まで何も考えずに歩いたりした。

車の前に飛び出したい気持ちを何度も堪えて、死ぬ勇気のない意志を無理矢理引っ張って学校に行った。深夜に歩き始めて気づいたら次の日の授業が終わる時間になっていた事も何度かあった。

空が明るくなってきたあの時間は何に対するでもない、いや、しっかり生きてる全人類に対する劣等感と朝独特の軽率な空気の匂いに軽蔑を覚えながらも必死に空を見た。

綺麗な青空の日にはなんだか気持ちよく天国まで飛んでいけるような気がした。

 

あの頃自分の生い立ちや、近況をその時の彼氏だとかに吐いていた。よく言われていたのは、私を傷つけた人に対して代わりにやり返したいだとか、殺したいだとか。

それを言われる度になんだか苦しくなって、1人になった時に思い出しては嘔吐した。

ただ自分でもなんて言って欲しかったのかはよくわからず、ただ聞いて心にもないありがとうを言うしかなかった。

相手を殺すなんて言ったってどうせしないし、できるなら自分がもうしている。

 

ある日突然気づいたことがあった。それは敬愛する人の言葉を聞いた時だった。

誰かを守るっていうのは、その人の敵を傷つけるだとか、殺すとかそういうんじゃなくて、ただ傍にいたりだとか、優しい言葉をかけたりすることだと。

殺してしまいたい程、憎い人がいて、どうしても耐えられないのなら、私のこと最初に思い出してねって言葉で、少しだけ眠れるようになった。

 

 

熱出ると少林サッカー見たくなる。

38.2℃

熱に浮かされた頭で散文を。

 

こんなにも簡単に風邪を引くのは生まれつき脾臓がほとんど機能を成していないから。

免疫力は雑魚。ワクチン類には大抵体が対応できないから打てない。

風邪をひきやすいなら薬を飲めばいいじゃないかと当然思う。

ただ私には薬物に対するアレルギーも大量にある。

ああ頭だけじゃ無く全身がだるい。動きたくないけどここにいたくない。

 

人よりも数奇な人生を送っている。と思う。

目次なんかにしてみようか。

・父と祖母の離縁

・私の誕生と共に始まった入院生活と手術

・祖母との養子縁組

・虐待、育児放棄、監禁

・7歳で実の家族と家族になる

・7歳にしてやっと世界を学ぶ

 

これ以降はまあまあ普通の人生。本にするとしたら7歳までで十分だな。

21年生きて祖母と暮らしたのは7年だけだが、私の核をあの時代に作られたことは今現在にも大きく影響していて、

今はもう克服しかけている軽度の先端恐怖症、重度の雷恐怖症はその頃に作られた物だ。

目に見えるもので言えば、体には幾つかの手術痕と、虐待児特有の模様がしつこく存在する。

そして皮肉なことに、実の家族のもとへ戻った直後から通っていた精神科において、沢山絵を褒められたことが、今でも絵を描くのが好きな理由だったりする。

 

祖母に対する想いはもはや偶像崇拝の一種であったと思う。

今は違う。

高校では自分の幼少期のことを隠していたが、今はもうひた隠しにはしていない。

なんとなく私の事情を知っている友人や後輩が恐る恐る質問してくることがあるけれど、そこまで気遣わなくていいのになとすら思う。

 

まあ気遣うのも無理ないよな。ウイスキーでも入れてずかずか聞いてくださいや。

 

とここまで書いて熱測ると

38.6℃

そりゃ画面もブレて見える訳だに。

少林サッカー見て寝よ。

曲を聴く

2ヶ月ぶりの登校日。胸がざわざわする。

少し嫌な物で、理由ははっきりしないから対処のしようもない。

 

教室について席に座ってこの居心地の悪さの理由が少しずつわかってくるあの感覚もものすごく不愉快だ。乾いた空気で鼻が痛い。

 

急いでヘッドフォンをつける。2ヶ月前までと何も変わらずに。

早くなった自分の心臓を正常に戻すために、自分の好きな曲は聞かない。好きな人が好きで歌っていた曲を聴く。

 

母のスピッツ。友人のジュディマリ

そしてあの人が歌うあの曲。

彼が歌うときの少し変で大好きな癖を思い出して少し暖かくなる。

 

 

“あなたの鼻歌でサビまで覚えたあの曲の

歌詞とタイトルは何かな

乾いた海風で私の鼻歌が辺りを

今でもタイトルを知らずに”

 

 

 

2023-3-07

ゴミにすらなれない文章を書いては、自分しか見れないブログに更新するという悪趣味を持っている。

何とも言い難く気色の悪いことか。

ただ時たまこのように公開する。更なる気色の悪さに、きっと後で顔を歪めると知っているのに。

 

死にたいという言葉を私は絶対に使いたくない。両親や兄、友達の顔がどうしてもチラつくからである。ただあの子がこの言葉を好んでるかのように使う。

また、死にたいと言う人を見ると、どうせ子供の頃には血の繋がった親に愛されて育った癖になどと卑屈に見てしまう。

愛を受けて育った子供は人を愛する事が出来ると聞いた事がある。それなら愛されず育った子供にも着眼してくれ。ごみくずと呼ばれ、顔の写った写真を目の前で破られ、毎日ひとりぼっちで過ごした子供にも。人と会わせてもらえず、毎日叩かれた子供にも。怪我を負って血を出しても病院に連れて行ってもらう事なく唯一貰えた雑巾で血を止めた子供にも。

こんなんでも生きているんだから。見て。それだけでいいから。

 

両親と違う宗教。両親と違う性格。両親と違う価値観。複雑な戸籍。

 

人間ではなくキメラなんだ。だから人が怖いんだ。自分と違うから。

 

電車 破壊衝動

嫌いな電車に久々に乗る。

外は雨が降っていて、午前10時という出歩きたく無い時間にしては少し暗くて生きやすい。

車窓に映るのはいつもより少し三白眼具合の増した目。一瞬目があって鳥肌が立って目を逸らす。

両親のどちらも持たないこの目。不意に目が合うと文字にできない怖さがある。

 

ここにあなたがいたら

この三白眼気味の目も、少しは大人に怒られないような優しい目になるのにな

窓の外睨まずに済むのにな

 

普通から逸脱した心の一部に特有の噛み癖が出ても、それを止めて包帯巻いてくれんのかな

 

あなたが居ないことで泣く事はもう無くなったけど、12年たった今でも思い出して考え込むことがある。

 

やっぱりあなたがいないと心がぐずって小刻みに震えてる気がする。

 

もしあなたが今もまだここにいる世界線だったら、あの日々以上にあなたの事を。

刺し違えてしまうことがあってもあなたを苦しめる全てを殺せたらいい。

 

正義感が強く平和主義であるあなたの見合う世界になるまで戦争も略奪も暴力も無くなればいい。それであなたが帰ってくればいい。

あなただけでいい。

 

12年かけてあなたが居ない世界で捻じ曲がって汚れた私を見て初めて怒ってほしい。