夏と冬の日記

日記とか諸々の毒吐き。

電車 破壊衝動

嫌いな電車に久々に乗る。

外は雨が降っていて、午前10時という出歩きたく無い時間にしては少し暗くて生きやすい。

車窓に映るのはいつもより少し三白眼具合の増した目。一瞬目があって鳥肌が立って目を逸らす。

両親のどちらも持たないこの目。不意に目が合うと文字にできない怖さがある。

 

ここにあなたがいたら

この三白眼気味の目も、少しは大人に怒られないような優しい目になるのにな

窓の外睨まずに済むのにな

 

普通から逸脱した心の一部に特有の噛み癖が出ても、それを止めて包帯巻いてくれんのかな

 

あなたが居ないことで泣く事はもう無くなったけど、12年たった今でも思い出して考え込むことがある。

 

やっぱりあなたがいないと心がぐずって小刻みに震えてる気がする。

 

もしあなたが今もまだここにいる世界線だったら、あの日々以上にあなたの事を。

刺し違えてしまうことがあってもあなたを苦しめる全てを殺せたらいい。

 

正義感が強く平和主義であるあなたの見合う世界になるまで戦争も略奪も暴力も無くなればいい。それであなたが帰ってくればいい。

あなただけでいい。

 

12年かけてあなたが居ない世界で捻じ曲がって汚れた私を見て初めて怒ってほしい。