夏と冬の日記

日記とか諸々の毒吐き。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

電車 破壊衝動

嫌いな電車に久々に乗る。 外は雨が降っていて、午前10時という出歩きたく無い時間にしては少し暗くて生きやすい。 車窓に映るのはいつもより少し三白眼具合の増した目。一瞬目があって鳥肌が立って目を逸らす。 両親のどちらも持たないこの目。不意に目が合…

鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす 最近どうもこの諺がチラついては私をイライラさせる。 鳴くことも光ることもできない人間が1番哀れだとそう捉えてしまう、捻じ曲がった偏屈な人間の書く散文。 どれだけ努力しようが、相手に気づかれなければ、至極当然そ…

言霊と幻痛 2/08

言葉は呪いだとか、言霊だとか、そういったものを小さい頃から人よりも信じていたように感じる。 だから、冗談でも死ねという言葉を声に出して言いたくない。 その言葉を打っている今も少し鳥肌が立つ。 6歳までほとんど人と話さない環境で育ったが故に生じ…